日本の厳しい上下関係をなくすことが信頼関係構築に繋がると思う
こんにちは、ふーみんです。
私、会社や部活動における上下関係に対して常々思っていることがあるのです。
今日はそのことについて書いていこうと思います。
上下関係が苦手
私は昔から上下関係が苦手でした。
例えば会社の飲み会。
お酌をするところから始まり、下っ端が料理を取り分け、上司のグラスが空になっていたらお酒を頼む。
何故仕事が終わってからもこんなに気を遣わなければいけないのか。気を遣うのがしんどいので、会社の飲み会が昔から苦手でした。
普段友達と飲んでいる時は出来る気遣いも、「やらなきゃ!」と思うと途端に出来なくなるのです。
学生の部活動でも同じですね。
私は中学生の時テニス部に入っていましたが、一つ上の先輩達は威圧的な人もいて、怖いと思っていました。
当時、どうしてこの人達は自分より下の子に優しく出来ないんだろう?
と不思議でした。
きっと、自分達が先輩にされて嫌だったことを後輩ににしてるんですよね。
何て幼稚なの!
後から生まれた人の方が偉い
以前はてなブログのブロガーさんが「人類は進化する生き物だから、後から生まれた人の方が偉い」というようなことを書いてらっしゃいましたが、私はこれにかなり共感しました。
この言葉をずっと忘れないようにしようと思っています。
実際、ネット社会の今は年配の方より若者の方がスマホやパソコンに強く、若者が年配の方に使い方を教えることもありますよね。
だから、長く生きてるからって、年上が偉いなんてことないと思います。
これは子育てにも言えることで、自分より後から生まれた我が子は敬わなければいけません。
我が子を敬い日々接していると、声を荒げたり理不尽な要求をすることなんてあり得ませんよね。
それなのに会社では上司が偉そうにしたり、新人がコキ使われたり。
部活動では後輩が先輩の荷物を持たされたり、年が1歳つ上なだけで敬語を使わされたり。
「運動部に入っていたから、私は上下関係がしっかりしている」
「きちんと先輩を立てられるし、気遣いが出来る」
これは果たして自慢して良いことなのでしょうか?
こういう人は後輩にもきっと同じことを求めると思います。
「後輩は先輩の自分を立てるのが当たり前。」
「お酒の場で気配りが出来ない奴は仕事が出来ない。」
本当にそうなのかな?何かおかしくない?
と、いつも思っていました。
年下には優しくしましょうと教えられたけど
そもそも、日本人は上下関係に厳しすぎます。
これは、海外から見たら異常だそうです。
日本って国際レベルで見ると変な所が結構ありますよね(。-_-。)
幼児期や小学生ぐらいまでは「年下の子には優しくしましょう。」と皆言うのに、中学生になったら途端に先輩に対して敬語使わないといけなくなって、年上=敬わなければいけない。年下=下に見ても良い。
となるのが、おかしいと思います。
パワハラをなくすために
上司が部下のことを思って丁寧に接していれば、自ずと信頼関係が出来るし、部下は上司を慕うはずです。
会社の飲み会だって、お皿の近くに座ってる人が取り分ければ良いんですよ。
それが上司でも先輩であっても良いんです。
部活動でも、先輩が後輩に対して真心を込めて指導してあげると、この先輩達についていこうという気持ちが高まり、良いチームになるのではないでしょうか。
昨今パワハラが話題になっていますが、この厳しい上下関係を見直さないことには、根本的な解決には至らないと思います。
年が上とか下とかは関係なく、自分より先に入社して仕事をしていたり、先に入部していて「この人素敵だな。」と思う要素があれば自然と敬う気持ちも生まれるでしょう。
上下関係がないと、人を敬う気持ちが芽生えないと思う人もいるかもしれませんが、厳しく上下関係をつけることが信頼関係構築に繋がるとは思えません。
おわりに
上下関係について書きながら、ヒートアップしてしまいました。
常々、おかしいと思っていたことを吐き出させて頂きました。
日本の厳しい上下関係の文化、是非なくして欲しいと思います。
では、また。