親ばか子育て奮闘記

子供のこと、自分のこと、独自の目線で綴ります

スマホやゲームよりも自分達で生み出した遊びの方がよっぽど楽しいってことを教えてくれた小学生に出会った話

こんにちは、ふーみんです。

 

昨日公園で遊んでいた時、小学生3人組に出会って感じた事を書いていこうと思います。

 

水遊びをする小学生

昨日娘と旦那と一緒に近所の公園に行きました。

娘は買ってもらった新しい砂場セットで遊ぶのが楽しくて、1時間ぐらいずっと砂場で遊んでいました。

 

私達が公園に来るより先に小学4年生ぐらいの女の子3人が遊んでいて、その子達はずっと水遊びをしていました。

笑い声も聞こえてきて、楽しそうに遊んでるな〜と思い見ていたら、服がかなり濡れていました。

昨日は気温もそんなに高くなく、曇っている時間帯だったので、風邪をひきそうだなあと思っていました。

 

 滑り台に水を…

ちらちら見ていると、3人が笑いながら私達がいる砂場近くの滑り台の方にやってきました。

3人のうち2人が何かを運んでいます。

1人の女の子が「これ防水の服やから大丈夫やねん」と笑いながら言っていて、見てみると服をお皿にして水を運んでいました。

 

2人が階段を登って慎重に水を運んで上に着いた時、先頭の子が私と旦那が見ていることに気づき、

「あ、人に見られてる!」と小声で言いました。

私が「いいよいいよ、やってやって!」と言うと女の子が、水をばしゃーん!

滑り台を水が流れていきます。

 

先頭の女の子がそこを滑ろうとしますが、お尻が大きくて「あかん!滑り台ちっちゃい!無理や!」と笑いながら、私と目が合った状態で滑っていきました。

私はそれに応えるように笑いました。

その次の子は細身だったので滑れましたが、水があるので少し危なげでした。

その子も私を見て笑っていたので、私はまた応えるように笑いました。

 

3回程繰り返した所で、先程とは比べ物にならないぐらいびしょ濡れになっていました。

近所に住んでいるようで、3人のうち特に濡れていた2人は服を着替えに行ってからまた公園に集合していました。

 

時に一緒に笑い、子供の遊びを見守る大人でいたい

本来なら、大人として止めるべきところかもしれません。

他の人も使う遊具だし、水を流して滑る行為は危険だし。

娘が同じことをしようとしたら、止めていると思います。

でも幸い他に子供はおらず、娘も砂場に夢中で滑り台に興味がなかったので、何かあればすぐ駆けつけられるように、彼女たちの行動を見守っていました。

滑り台の水は明日には乾いているだろうと思いました。

 

なにより、自分達で生み出した遊びで本当に楽しそうに遊んでいる彼女達がキラキラして見えたので、その時間を奪いたくないと思いました。

滑り台の下に水溜りが出来ていたので、彼女たちが着替えに帰ってる間に、こっそり旦那が砂場の砂を被せて埋めていました。

 

娘と一緒に砂場で遊ぶ水を汲みに行った時、3人のうちの1人の女の子が水汲み場に立っていました。

「びしょびしょやな〜、風邪ひかんときよ〜!」と声を掛けると、笑いながら頷いてくれました。

その後娘が水を汲もうとすると、娘のために蛇口をひねってくれていた、とても心優しい子です。

 

自分で生み出す遊びを通して成長してほしい

大人になると社会のルールや常識に囚われてしまいますが、純粋に「楽しむ」ということを忘れたくないなあと思わせてくれた出来事でした。

スマホやゲームよりも自分達で生み出した遊びの方がよっぽど楽しいということを教えてくれた彼女たち。

これからも人に迷惑を掛けない程度に、面白い遊びを生み出して欲しいなと思います。

  

 

今はスマホやゲーム、YouTubeなど楽しいコンテンツが多いですが、娘にも外でしか出来ないこと、自然の中でしか出来ない遊び、自分たちで生み出す遊びを通して成長し、生きる力をつけて欲しいと思っています。

 

では、また。